小学生は塾なしで英検4級に合格できる?
英検4級合格のための、おすすめの勉強法や教材が知りたいわ
今回はこのような疑問を解決する記事です。
小学生が英検4級合格を目指すにあたり、塾やスクールは必要なのか、家庭学習で対策するならどんな勉強をすればいいのか疑問に思う方も多いでしょう。
まず、小学生が英語塾などを利用せず、家庭学習のみで英検4級に合格することは可能です。
我が家の小6息子も、4ヶ月間の家庭学習を経て英検4級に合格しました!
息子が英検4級に合格したときの状況はこちら。
今回は小学生の息子が英検4級に合格した経験をもとに、塾なしでできる効果的な勉強法とおすすめの教材をご紹介します。
家庭学習での対策を始める前に知っておきたい、親によるサポート方法や注意点もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みくださいね!
英検4級の難易度は?小学生でも合格できる?
英検4級の難易度は中学中級程度です。
4級では5級になかった長文読解が加わり難易度は上がりますが、小学生の合格者も多く、しっかりと対策すれば小学生でも4級に合格することが可能です。
英検各級のレベル目安はこちら。
級 | レベル |
---|---|
1級 | 大学上級程度 |
準1級 | 大学中級程度 |
2級 | 高校卒業程度 |
準2級 | 高校中級程度 |
3級 | 中学卒業程度 |
4級 | 中学中級程度 |
5級 | 中学初級程度 |
文法では過去や未来を表す表現、to不定詞や動名詞、比較級などの理解が必要になるよ!
英検4級の試験概要
英検4級の試験概要はこちらです。
試験日程
試験は年に3回実施されています。
試験日 | |
---|---|
第1回 | 5〜6月 |
第2回 | 10月 |
第3回 | 1月 |
それぞれ試験直前の長期休暇(GWや夏休み、冬休み)を試験勉強に活用するのがおすすめ!
試験時間・出題形式
試験は筆記35分(35問)、リスニング30分(30問)です。
問題はすべてマークシートを使用した選択形式。
試験で英語を書く必要はなく、読む&聞くことができれば英語が書けなくても大丈夫です。
英語を書くライティング問題は英検3級から。
4級では「読む」「聞く」を中心に対策しましょう!
受験資格
受験資格は特にありません。
英検5級を持っていなくても4級から受験できるよ!
目指せ合格!小学生におすすめの英検4級勉強法
家庭学習で英検4級合格を目指す小学生のお子さんにおすすめの勉強法をご紹介します。
英検4級では中学中級程度の英語力が求められるため、小学生が自分だけの力で学習するのはなかなか難しいです。
よって塾やスクールを利用せずに対策する場合、親御さんなど大人によるサポートが重要になってきます。
親御さんが説明を補足したり、進捗をチェックしたり、お子さんの様子を見ながら一緒に取り組んでいきましょう!
学習期間・時間
小学6年生の息子が4級合格に要した時間がこちらです。
実際に上記のペースで取り組んだ感想は以下です。
- 4ヶ月間あればスケジュールに余裕をもって学習できる
- 1日の学習時間は30分が限度
4ヶ月間、毎日勉強を続けるとなるとなかなかの長期戦。
小学生だって学校に習い事にゲームに・・・忙しいんだよ!
集中力とやる気を維持するには、1日30分程度が良さそう!
ハードな学習スケジュールで英語を嫌いにならないよう、無理のないペースで進めましょう!
学習の進め方【3ステップ】
学習はこちらの3ステップで進めましょう。
STEP1| 文法を学んで基礎固め&解答のコツを知る
まずは英検4級対策のテキストを使用し、基本の文法や解答のコツを学びましょう。
4級ではリーディングパートに長文読解問題が出題され、リスニング文章も長くなります。
出題範囲となる文法はもちろん、どこにポイントを置いて読む・聞くべきかなど問題を解くコツもここで学びましょう。
ただし、ここではあまり時間をかけず、ざっくりと内容を把握することを心がけます。
STEP3の問題演習で実践を積む方が効果的ですよ!
STEP2| 単語力を鍛える
毎日少しずつ、単語帳やアプリを使って英語の基礎となる単語力を鍛えましょう。
単語が分からないと、いくら文法の知識があっても英語を理解できません
このとき大切なのは、声に出して練習すること。
口と耳も使って学習することで、グーンと記憶に残りやすくなりますよ。
1日5~10分程度、継続して取り組もう!
STEP3| 過去問題に繰り返し取り組む
英検の学習で一番大切なのが問題演習です。
実際の問題を解きながら、文法や単語の理解を深め、解答のコツを習得しましょう。
似た問題が出題されても正解できるよう、「なぜこの答えが正しいのか」を理解しよう!
息子は過去5回分の問題を3~4回ずつ解きました。
限られた時間で効率よく学習するために、学習の後半では苦手な問題にしぼって解くといいですよ!
【小学生向け】英検4級対策におすすめのテキスト&教材
上記でご紹介した3つの学習ステップごとに、おすすめの教材をご紹介します。
文法学習テキスト&教材
文法の学習におすすめの教材をご紹介します。
小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル 4訂版 (旺文社英検書)
『小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル』のおすすめポイントは以下です。
こちらのドリルは小学生向けとなっていますが、子供だけで学習するには少々内容が難しいと感じます。
息子の場合、私が嚙み砕いて説明しないと理解できませんでした💦
よって、こちらのテキストを使用する場合には、お子さんの理解度に応じて大人が説明を補ってあげるとよいでしょう。
単語学習テキスト&教材
英検4級の単語学習におすすめの教材をご紹介します。
それぞれ詳しくご紹介しますね。
出る順で最短合格! 英検4級 単熟語 (出る順で最短合格! 英検単熟語シリーズ)
『出る順で最短合格! 英検4級 単熟語』のおすすめポイントはこちらです。
『出る順で最短合格! 英検4級 単熟語』はカラフルかつイラストつき。
パッと見た印象で記憶に残りやすく、小学生のお子さんにおすすめです。
例文を音読すると、単語の使い方や英文に慣れることができますよ
英検4級 でる順パス単 5訂版 (旺文社英検書)
『英検4級 でる順パス単』のおすすめポイントはこちらです。
『英検4級 でる順パス単』はシンプルなデザインが特徴。
スマホのアプリから手軽に音声再生できるところが便利です。
小学校高学年以上、かつ英語学習に抵抗がないお子さんにおすすめ!
英検®英単語 (Gakko Net Inc.)
英検®英単語
Gakko Net Inc.無料posted withアプリーチ
『英検®英単語』はゲーム感覚で単語を学べる無料アプリ。
英単語に対応する日本語を4つの風船から選んで撃ち落としていきます。
数問セットで出題されるようになっており、問題を小分けでクリアしていけるので達成感を得られます。
『英検®英単語』のおすすめポイントはこちらです。
『英検®英単語』ではスピード感を意識し、単語の日本語訳を素早く思い浮かべる練習になります。
単語帳と併用して、空き時間に『英検®英単語』で理解度を試すという使い方もおすすめ!
問題演習テキスト&教材
問題演習には次の教材がおすすめです。
順番にご紹介していきますね!
日本英語検定協会(公式サイト)の過去問題
英検を運営している日本英語検定協会の公式サイトに、直近1年分(試験3回分)の過去問題が掲載されています。
無料で誰でも利用できますので、過去問題はまずはこちらからやってみましょう。
日本英語検定協会公式サイトの過去問題のおすすめポイントはこちらです。
ただし、以下の点は使い方によっては少々不便かもしれません。
上記の点が気になる方は、次にご紹介する過去問題集を利用されるとよいでしょう
英検4級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)
『英検4級 過去6回全問題集』のおすすめポイントはこちらです。
『英検4級 過去6回全問題集』は、解答に解説が欲しい方や音声再生の操作性を重視される方におすすめです。
ただし、最新の過去問題は載っていませんので、最新の問題傾向を知るために1度は日本英語検定協会の公式サイトに掲載されている最新の問題に取り組んでみることをおすすめします。
過去問題集はこの1冊があれば十分!
番外編|単語&問題演習がマルっと入った教材
ここまで文法/単語/問題演習と個別に教材を紹介してきましたが、「なるべくひとつにまとまった教材を使いたい」「手間を省いて効率よく学習したい」という方におすすめの教材をご紹介します。
それが【旺文社 英検ネットドリル】です。
英検ネットドリルは、英検対策教材の最高峰「旺文社」の教材を、パソコンやタブレットPC(iPadなど)を使って学べるデジタル教材。
英検ネットドリルは旺文社の以下の教材を丸ごと収録しており、使い放題です。
※英検ネットドリルに収録されているものとは対応年度等が異なる場合があります
英検ネットドリルのおすすめポイントはこちら。
英検ネットドリルは、単語帳や問題集といったペーパー教材で学ぶより効率良く、面倒な作業を省いて学習したい人におすすめです。
辞書での確認や問題の丸つけ、解説ページとの照らし合わせなどの時間が短縮できるよ!
1ヶ月あたり約807円で利用できるのも嬉しい!
シンプルな画面なので問題演習に集中したい人におすすめです
親による英検学習サポート方法・注意点
小学生が塾なしで英検4級を受験するにあたり、親による学習サポートが重要になってきます。
このような疑問をお持ちの方に向けて、具体的なサポート内容や注意点を以下の記事にまとめていますのでご覧くださいね。
小学生の塾なし英検対策は親の負担が大きい💦
親子で協力し、効率よく取り組みましょう!
【家庭学習 vs. 塾】小学生の英検対策におすすめはどっち?
小学生が英検4級に合格するには、塾なし(家庭学習)と、英語塾やスクールを利用するのとではどちらがいいのでしょうか?
結論、家庭学習と英語塾のどちらが向いているかはケースバイケース。
それぞれおすすめなケースをまとめますね。
英検4級は5級に比べて難易度が上がりますが、家庭学習でも十分に合格が狙えます。
子供と一緒に学習するのは、大変さもありますが、やりがいも感じられていいですよ!
一方で、手っ取り早く英検合格を目指すなら英語塾やスクールの力を借りるのが良いでしょう。
中でもおすすめは、自宅で好きなときに英検対策レッスンを受けられるオンライン英会話。
以下のオンライン英会話なら無料かつ手軽にレッスンを体験でき、しつこい勧誘もありません。
オンライン英会話の良さは試してみてはじめて分かる!
新しい世界が広がりますよ!
無料体験だけのお試しも可能ですので、まずはお子さんに合うかどうか気軽に試してみましょう!
英検4級に合格してみて、実力はどう?
当初、単語さえほとんど読めないところから英検の勉強を始めた息子。
英検4級に合格した今ではかなり単語力がつき、徐々に英語の読み聞きができるようになってきました。
小学生の英語の吸収力はスゴい!
文法は、細かいことはさておき「正しい答えはなんとなくこちらな気がする・・・」と感覚でつかんでいるようです。
わたしはこの「なんとなく」の感覚を育てていきたいと思っています。
英語は言語ですから、わたしたちが文法を意識せずに日本語を使うように、感覚で学んでいきたいですよね。
そのためには毎日英語に触れ、体に馴染ませるのが大切だね!
英検にチャレンジすることで、毎日の英語学習を習慣化し、知識を定着させることができます。
小学生・塾なしでも始められますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
【まとめ】小学生&塾なしOK!英検4級にチャレンジしよう!
小学生が塾やスクールに通わず、家庭学習のみで英検4級に合格することが可能です。
小学生のうちに英検4級を取得しておくと、英語の学習習慣がつき、本人の自信にもつながります。
親子で合格に向けて頑張る体験が貴重!
お子さんと一緒にチャレンジしましょう!
一方で、「忙しくて子供の学習をサポートする余裕がない」「英語に自信がない」という親御さんもいらっしゃるでしょう。
その場合は、無理せずプロの力を借りましょう。
中でもおすすめはオンライン英会話です。
オンライン英会話なら、塾に通う時間と労力を節約し、自宅で手軽に英検対策レッスンを受けられます。
親の負担を減らせるので、不要なイライラやストレスを減らせるのもうれしいですね。
わたしも「もっと早く試せばよかった!」と後悔💦
無料体験だけのお試しも可能ですので、気になる方はこの機会にぜひお試しくださいね!