
小学生でも英検5級に合格できるの? 塾は必要?

英検5級に合格するには、どんな勉強をすればいいのかな?
今回はそんな疑問をお持ちの方に向けた記事です。
まず結論として、
小学生が英語塾やスクールを利用せず、家庭学習のみで英検5級に合格することは可能
です。
ただし、親のサポートが必要だったり、子供に継続して勉強させる大変さがあったりします。
こちらの記事を読めば、小学生が家庭学習のみで英検に合格するためのおすすめ勉強法や、親のかかわり方のコツがわかりますよ!
今回は、我が子が小学5年生で英検5級を受験したときの体験をもとにお伝えします。

わたしは留学経験などはありませんが、TOEICスコア940の英語好き!
我が子はごく普通の小学生。
試行錯誤しながら英検5級&4級に一発で合格できました!
- これから英検5級の受験を考えている小学生のお子さんをお持ちの方
- 英語塾やスクールを利用せず、家庭学習で子供の英検対策をしたいとお考えの方
【関連記事】
英検4級についてはこちらの記事にまとめています。
英検5級の難易度は?小学生でも合格できるの?

英検5級のレベルは中学初級程度となっており、小学校で学ぶ英語より難易度が高いです。
現在は小学校でも英語教育が必修となり、以前より早い段階から子供たちが英語に触れられるようになりました。
けれども、小学校の授業だけで英検5級に合格できる英語力は身につきません。
小学生が英検5級に合格するためには、少しずつ英語に慣れ、相応の単語力や英語を読み聞きする力を身につける必要があります。
ちなみに、我が子が5級の勉強をはじめたときはこのような状況でした。
- 小学5年生
- 英語に触れる機会は学校の授業(+通信教材「スマイルゼミ」)のみ
- 特別に英語が好きでも得意でもない
英語に触れる機会は決して多くなく、アルファベットの大文字小文字を書いたり、簡単な英語でのあいさつを聞いて理解できるレベルでした。
しかしながら、特別に英語の勉強をしているわけではない我が子も、約2か月間の学習を経て合格。
まわりでも小学生で英検5級に合格している子が少なくありませんので、英検5級は小学生でも十分に合格が可能といえるでしょう。
小学生が英検5級を受験するメリットは?

小学生が英検5級を受験するメリットには以下があります。
- 英語の免疫がつく
- 「勉強する」とは何かを知ることができる
それぞれみていきましょう。
英語の免疫がつく
英検の勉強を続けることで、英語への免疫がつきます。
ここで「免疫がつく」と言っているのは、英語の読み聞きや学習に慣れ、抵抗がなくなるということです。
毎日少しずつでも英語に触れるようにすると、自然と英語に慣れてきます。
我が子も英検の勉強を経て、当初はアルファベットを書くのがやっとでしたが、基礎的な英語を読み聞きできるようになりました。

当初は嫌がっていた毎日の英語学習がすっかり定着し習慣になったよ!
中学ではじめて英語を勉強し、戸惑った経験はありませんか?
小学生の段階から英語に慣れ親しんでおくことができれば、中学から始まる本格的な英語の授業にも抵抗なく入っていけますね!
「勉強する」とは何かを知ることができる
英検の勉強を通して、「勉強する」とはどういうことなのか?を身をもって知ることができます。
本格的な試験勉強をしたことがない小学生も多いと思いますが、英検の勉強に取り組むことによって以下の経験ができます。
- 勉強して何かを身につける面白さや大変さを知る
- 日々の積み重ねが力になることを実感する
これも英検を受験して得られるメリットといえるでしょう。
塾なしで目指せ合格!おすすめの勉強法&教材

それでは、小学生におすすめの英検5級の勉強法と教材をお伝えします。
- 学習期間および時間
試験前2~3か月間
1日30分~1時間程度
- 学習の進め方
(1) 文法 (テキストなどの教材)
(2) 単語 (英単語アプリ)
(3) 問題演習 (予想問題・過去問題)
前提として、小学生が英検5級に家庭学習のみで取り組む場合、親のサポートが必要になってきます。
なぜなら、小学生向けの教材を使用した場合でも子供だけでは理解できない部分が多いからです。
横で内容を補足したり、進捗をチェックしたり、お子さんの様子を見ながら一緒に取り組んでいきましょう!
それではおすすめの勉強法と教材について、詳しくご説明しますね!
学習期間および時間
まずは英検5級合格に向けての学習期間および時間について。
試験前の2~3か月間を学習期間にあてます。
1日あたり30分間を目安に毎日取り組むといいですよ。
試験直前には進捗をみながら1日1時間程度、集中して勉強します。

1日30分とはいえ・・・
学校や習い事で疲れているし、毎日続けるのはなかなか大変!
学習の進め方&おすすめ教材
次に、学習
(1) 文法
まずは文法の基礎を学びましょう。
小学生では、「英語の文法」と言われてもピンとこないと思います。
英検の学習のメインとなるのは後ほど説明する問題演習ですが、いきなり問題演習に取り組んでも基本的な考え方がわからず非効率になってしまいます。
よって、まず最初にテキストなどの教材を使用して文法を学びましょう。
小学生向けの英検対策教材もありますが、子供だけでは内容を理解できないことも多いです。
様子を見て大人が説明しながら進めましょう。

ここで大切なのは、文法をざっくり理解することです
どちらかというと後で取り組む問題演習に時間をかける方が効率よく得点アップできますので、ここでは必要以上に時間をかけることなくサラッと進みましょう。
さて、文法の学習にはどのような教材を使用するのがよいでしょうか?
参考に2つの教材を紹介します。
順番にご紹介しますね。
① 小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル[改訂増補版](旺文社英検書)
小学生向けの英検対策ドリルです。
「小学生向け」というところがポイントですね!
難しい文法用語を使用せずに、小学生にもわかりやすいよう説明されています。
このドリルのおすすめポイントはこちらです。
- オールカラーでイラストが多く、小学生でもとっつきやすい
- 漢字に振り仮名がふってあるので、小学生でも読める
- 各レッスンに音声がついており、耳で聞いて学習できる
- 難しい文法用語を使用せずに解説されている
書店やAmazonで入手できますので、手軽に学習が始められますよ!
② スマイルゼミ 英語プレミアムの英検対策コース(5級)
通信教材「スマイルゼミ」にオプションで用意されている、英語プレミアムの英検対策コース(5級)です。

ひと月あたり6~10個程度の講座が用意されており、最短5か月で習得できるカリキュラムとなっています。

毎月ひと月分の講座が配信されるよ!
「最短5か月」で習得可能なカリキュラムなので、英検対策として利用したい場合は試験日に合わせて早めに受講開始しよう!
この教材のおすすめポイントはこちらです。
- アニメーションの使用など、小学生でもとっつきやすい工夫がされている
- 同時に英語音声を聞くことができるので、リスニング力が鍛えられる
- 解説してくれる分、親の手間がかからない
- 説明に合わせて文字が表示されるなど、動きがあるので退屈しない
スマイルゼミをすでに受講中の方、もしくはこれから受講を考えている方はこの英検対策コースを利用してもよいでしょう。
スマイルゼミの英検対策講座について詳しく知りたい方はこちら(↓)の記事をどうぞ!
スマイルゼミ英検対策講座 と 英検対策本で、それぞれおすすめな人はどんな人か?もわかります。
(2) 単語
単語学習を毎日少しずつ、継続してやりましょう。
単語は英語力の向上に欠かせません。
なぜなら単語がわからないことには、どれだけ文法を知っていても意味が理解できないからです。
単語学習におすすめなのが、こちらのアプリです。
英検®英単語 (Gakko Net Inc.)
ゲーム感覚で単語を学習できる無料アプリです。
英単語に対応する日本語を4つの風船から選んで撃ち落としていきます。
正解すると「ピンポーン!」といい音が鳴って気持ちがいい!
数問がセットで出題されるようになっているので、延々と続けるのではなく、小分けでクリアしていける感じが達成感につながりますよ。
おすすめポイントはこちらです。
- ゲーム感覚で楽しみながら単語を覚えることができる
- 同時に英語の発音を聞いて覚えることができる
- 回答にタイムリミットがあり、回答に要した最短の時間が記録されるので、スピード感を意識して取り組める
- 無料で、かつ外出先でも手軽に使える
5級の単語学習としては、単語帳を購入しなくてもこちらのアプリで十分だと思います。
とはいえ、小学生のお子さんはスマホやタブレットなどアプリを使用できる環境がない場合もあると思いますので、おすすめの単語帳も紹介しておきますね!
出る順で最短合格! 英検5級 単熟語 (出る順で最短合格! 英検単熟語シリーズ)
こちらの単語帳のいいところは、前ページオールカラーで、かつすべての項目にイラストがついているところ。
小学生でも単語の意味をイメージでき、記憶に残りやすいです。
ハカセとエイコというキャラクターが登場し、楽しく単語を学べるという点でもおすすめです。
なお、もっとシンプルな単語帳がお好みであれば次のものがおすすめです。
英検5級 でる順パス単 5訂版 (旺文社英検書)
イラストはなく、シンプルな色使いで勉強に集中できます。
高学年以上、かつ英語学習に抵抗がないお子さんに向いています。
(3) 問題演習
文法をテキストで学び終わったら、問題演習に入りましょう。
英検の勉強で大事になってくるのがこの問題演習です。
新しい問題にどんどん挑戦するよりは、ひとつの問題を理解できるまで何度も繰り返して取り組むことに重点を置きましょう。
問題は以下のものを使用するとよいです。
- ① テキスト付属の予想問題
- ② 日本英語検定協会の公式サイトの過去問題
- ③ 過去問題集
順番にご紹介していきますね!
① テキスト付属の予想問題
まず、文法の学習で使用したテキストなどの教材に予想問題が付属していれば、そちらに取り組んでみましょう。
学んだ文法の復習にもなります。
こちらのドリルに付属している予想問題はこんなところがおすすめです。
- 解答に小学生でもわかりやすいように書かれた解説がついている
- 音声がスマホ(アプリ)やパソコンで簡単に再生可能
② 日本英語検定協会の公式サイトの過去問題
英検を運営している日本英語検定協会の公式サイトに、直近1年分(試験3回分)の過去問題が掲載されています。
無料で利用できますので、過去問題はまずこちらからやってみましょう。
おすすめポイントはこちらです。
- 無料で利用可能
- 実際の問題にチャレンジし、最新の出題傾向を知ることができる
ただし、
- 解答に解説がついていない
- リスニング音声が再生しづらい
(部単位での再生になっており、特定の問題をピンポイントで再生できない)
といった点は使い方によっては少々不便かもしれません。
これらが気になる方は次にご紹介する過去問題集を利用されるとよいでしょう。
③ 過去問題集
もっと問題演習をしたい!という場合には、追加で過去問題集に取り組みましょう。
こちらの問題集のおすすめポイントはこちらです。
- 問題が過去6回分と多い
- 解答に解説がついている
- 音声をスマホ(アプリ)やパソコンから簡単に再生できる
過去問題集は、解説が欲しい方や音声再生の操作性を重視される方におすすめです。
親のかかわり方のコツ5選

ここでは、小学生が英検5級を受験する際の親のかかわり方のコツを5つお伝えします。

なかなかやる気にならない我が子・・・どんな声かけをすればいいの?

何度説明してもわかってくれず・・・ついついイライラしちゃう!
小学生の子供に毎日勉強させるのは難しいですよね・・・。
やる気のない様子に、親がイライラしてしまうこともしばしば。
我が家でも、毎日継続して試験勉強に取り組ませることが英検の勉強において何より大変でした。
そんなときは、少しでも気分よくかつ効率的に学習できるよう次のことを意識してみましょう!
- (1) 褒める、ポジティブな声かけをする
- (2) 間違えていいんだと繰り返し伝える
- (3) 英語力を上げるコツやポイントを意識して伝える
- (4) 「ママも一緒に頑張る」という姿勢を伝える
- (5) ご褒美を取り入れる
もう少し詳しくお伝えしますね。
(1) 褒める、ポジティブな声かけをする
まずは、子供を褒める。そしてポジティブな声かけをしましょう!
子供も毎日勉強を頑張っています。
そんな頑張りを認め、ちょっとしたことでも褒めてあげましょう。
何度説明しても覚えていない・・・
そんなときはついキツい言い方をしたくなってしまいます。
そんなときも、焦らず前向きに声をかけましょう。

小学生が中学校レベルの英語を勉強しているのですから、わからなくて当然です!
子供のモチベーションを大切に、子供の気持ちに寄り添った声かけを意識しましょう。
せっかくやるのに英語が嫌いになってしまっては元も子もないですよね!
(2) 間違えていいんだと繰り返し伝える
子供が間違うことを恐れて自信なさそうにしているときは、「間違えても大丈夫」と繰り返し伝えてあげましょう。
英語を学びはじめて間もないときはこれでもかと間違うわけですが、最初は間違えて当然です。

間違うことを恐れていては前に進めません!
間違えても頑張る姿を認めて、根気よく付き合いましょう。
繰り返すことで自然と力がついてきます。
ふとしたときに、「あれ?いつの間にかこんなことも覚えてる!」と気づく瞬間がやってきます。
(3) 英語力を上げるコツやポイントを意識して伝える
英語力を上げるコツやポイントを意識して子供にも伝えましょう。
なぜこの学習をするのか?
どんなことを意識するといいのか?
これらを子供に伝え、共有しましょう。

英語上達のためには単語力がポイント!単語を覚えていないと文章の意味がわからないからね

声に出して読もう!音読すると、英語が頭に残りやすいよ!
などですね。
子供も学習にちゃんと意味があることを認識できれば、取り組むときの気持ちがかわってきます。
(4)「ママも一緒に頑張る」という姿勢を伝える
「ママも一緒に頑張るよ!」という姿勢を子供に伝えていきましょう。
子供だって毎日英検の勉強に取り組むのは大変です。
自分ひとりで頑張っていると思うとしんどいですよね。
ですので、なるべく子供と同じ立ち位置で、

この問題難しいね~!ママも一緒に考える!

ママも疲れた~今日はもう勉強したくない気分だけど、頑張ろう!
などと、子供の大変さに寄り添い、一緒に頑張ろうと伝えましょう。
子供のしんどい気持ちをママと共有することで、軽減してあげられるといいですね。
(5) ご褒美を取り入れる
やっぱり大切なのがご褒美です。
嫌いな勉強をやるばかりでは本人のやる気が続きませんので、ご褒美をうまく取り入れていきましょう。
大人も同じですよね。何か楽しみなことがないとなかなか頑張れません。
ですので、頑張ったらその分、何か楽しいことや嬉しいことが待っているというモチベーションを与えてあげることも有効です。
子供と何をご褒美にするか相談し、本人も納得のいく形で学習に取り組むようにするといいですよ!
【英語塾 vs 家庭学習】どちらがおすすめ?

英検に合格するために、英語塾などを利用するのと、家庭学習で対応するのとではどちらがいいのでしょうか?
それぞれおすすめは以下のケースです。
- 親が手間をかけずに、効率的に英検対策をしたい場合
- 親が学習のサポートをする余裕があり、子供と一緒に頑張りたいと思う場合
- なるべく費用をかけずに対策したい場合
結論、
手っ取り早く英検合格を目指すなら、英語塾やスクールの力を借りるべし!
です。
やる気のない子供に継続して勉強させ、親が学習のサポートをするのはなかなか大変です。
それだけの時間や労力を割けない場合は、英語塾やスクールを利用するのがおすすめです。
一方で、家庭学習にもメリットがあります。
それは、
親子でひとつの目標を目指して頑張る体験ができ、絆が深まる
ということです。
子供と毎日少しずつ同じ時間を共有し、一緒に勉強を頑張る。
勉強という形ではありますが、子供と一対一で向き合う時間を過ごすことができます。
また子供がひとつ、またひとつとステップアップしていく様子をそばで感じることができます。

子供と一緒に頑張ってみよう!という人は、家庭学習で英検にチャレンジしてみよう!
【まとめ】小学生でも塾なしで英検5級に合格可能!

小学生が英語塾やスクールを利用せず、家庭学習のみで英検5級に合格することは可能です。
家庭学習では、親のサポートが必要だったり、子供の学習へのモチベーションを保つのが大変だったりします。
けれども、家庭学習では親子で合格を目指して頑張るというかけがえのない経験をすることができます。
子供と一緒に頑張ってみよう!と思われる方はぜひトライしてみてくださいね!